動画で説明
カイロプラクティックテクニックの「違い」と改善の仕組み
「カイロプラクティックって、結局どれも骨をボキボキするんでしょ?」
患者さんから、よくいただく質問です。
しかし実際には、テクニックごとに“体に起きていること”は大きく異なります。
今回は、当院でも状態に応じて使い分けている
- ディバーシファイドテクニック
- トムソンテクニック
- アクティベーターメソッド
この3つについて、「なぜ良くなるのか?」という改善機序の違いをきるだけ分かりやすく解説します。
そもそもカイロプラクティックは何をしているのか?
まず大前提として、カイロプラクティックの目的は骨を正しい位置に戻すことではありません。
本当の目的は 脳と体の情報のズレを修正することです。
私たちの体は、
- 関節
- 筋肉
- 皮膚
からの情報を常に脳に送り、
脳が「今、体がどういう状態か」を判断しています。
この情報がズレると、
- 痛みが出る
- 筋肉が緊張し続ける
- 自律神経が乱れる
- 姿勢が崩れる
といった不調が起こります。
3つのテクニックはこの“ズレ”を修正する方法が違うだけなのです。
ディバーシファイドテクニック
特徴
ディバーシファイドは、
いわゆる「ボキッ」という音が出ることもある
スピードが速く、鋭いアジャストメントが特徴です。
体の中で何が起きている?
- 関節が一瞬で大きく動く
- 関節包や筋肉の受容器が強く刺激される
- 脊髄反射レベルで筋緊張が解除される
その結果、可動域や痛みがその場で大きく変化することがあります。
例えるなら
固くなったドアを、一気にガン!と開けるイメージ
この調整が向いている人
- 急性の腰痛・首の痛み
- 動きが明らかに悪い関節
- 体力があり刺激に耐えられる方
トムソンテクニック

特徴
〜神経のブレーキを外す〜
トムソンテクニックでは、ドロップベッドと呼ばれる特殊なベッドを使います。
患者さんがリラックスした状態で、ベッドが「ストン」と落ちる刺激を利用します。
体の中で何が起きている?
- 筋肉が力を抜いた状態で刺激が入る
- 過剰な筋緊張や防御反応がオフになる
結果として、「力が抜けた状態で正しい動きが出やすくなる」のです。
例えるなら
ブレーキがかかったままの車の、ブレーキを外す
この調整が向いている人
- 慢性的な痛み
- 自律神経の乱れ
- 緊張が抜けない方
- 刺激が強い施術が苦手な方
アクティベーターメソッド

特徴
〜脳の“誤った認識”を書き換える〜
アクティベーターは、とても弱く、正確な刺激を専用器具で入れます。
痛みや恐怖感はほとんどありません。
体の中で何が起きている?
- 関節の細かなセンサーが刺激される
- 痛みを出さずに神経入力が変わる
- 脳(特に小脳)が「体の位置」を再学習する
筋肉を無理に緩めるのではなく、
👉 脳の誤認識を修正するのが特徴です。
例えるなら
ズレたカーナビの位置情報を修正する
この調整が向いている人
- 姿勢の崩れ
- 繰り返す不調
- 自律神経症状
- 高齢者・刺激に弱い方
3つのテクニックの違いをまとめると
| テクニック | 改善の方向性 |
|---|---|
| ディバーシファイド | 一気に動かしてリセット |
| トムソン | 力を抜いて防御を解除 |
| アクティベーター | 脳の誤認識を修正 |
どれが「一番良い」という話ではありません。
その人の体の状態に合っているかどうかそれが最も重要です。
当院がテクニックを使い分ける理由
当院では、
- 状態
- 年齢
- 痛みの強さ
- 自律神経の状態
を評価した上で、これらのテクニックを組み合わせて施術しています。
なぜなら、神経の回復には「段階」があるからです。
無理に動かすより、正しく情報を入れる方が良い場合も多くあります。
最後に
もし、
- 何度も同じ不調を繰り返している
- マッサージや整体ではすぐ戻る
- その場は良いが長持ちしない
と感じているなら、それは神経の問題が原因かもしれません。
「どんな施術をするか」より
「なぜその施術を選ぶのか」
そこを大切にしているのが、当院のカイロプラクティックです。
【関連ページ】
・カイロプラクティック
・肩こり


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