息苦しさの真の原因
先日来られた50代の女性の話。
息苦しさと胸の痛みがあって、半年間も「自律神経失調症専門鍼灸院」に通っていたそうなのですが‥

病院の検査でも特に異常が見られず。
「自律神経の乱れからきている」と鍼灸院でも言われたから頑張って治療を受けて、自宅でも呼吸法などを頑張っていたそうです。
頭に鍼を打って自律神経を整える療法らしいのですが、半年通っても一向に改善せず、困り果てて当院に来られました。
結論から言うと、3〜4回目ぐらいで症状はほぼなくなったのですが、当院で行ったのは全身の歪みの調整と首と胸の筋肉の調整でした。
この方の場合は自律神経がどうこうというよりも、シンプルに筋肉が硬くなり(一部弱り)、それによって症状が出ていたのです。
デスクワークと息苦しさ
今回の方は、長時間デスクワークをされているのですが、仕事中ずっと肩が上がって、腕を前に巻き込んだような姿勢になっているようでした。

そうなると肩こりに関係する「僧帽筋」や「肩甲挙筋」に負担がかかって肩こりや頭痛が起こりやすくなります。
さらに、こういった姿勢では大胸筋や鎖骨下筋、斜角筋といった呼吸と関係する筋肉に過緊張が生じやすくなります。
それが積み重なっていくと、息苦しさや呼吸のしづらさに繋がっていくのです。
全てが自律神経のせいではない
「自律神経の乱れ」という言葉が一般化され、本などもたくさん出版されるようになったせいか、原因がハッキリしない症状は何でもかんでも「自律神経の乱れによるもの」とされがちです。
しかし、実際には筋肉の硬さや弱さから起こっていることも少なくありません。
当院では、施術法の型にはめて患者さんと向き合うのではなく、広い視野で臨機応変に対応することを心がけています。
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