三叉神経痛で来院された女性

西宮市 40代 女性
半年前に顔に激痛が走り、病院で三叉神経痛と診断を受け注射と薬で治療を行なったそうです。
今は激痛は治ったものの、顔が引き攣る感覚と多少痛みもあるということ。
当院には頭痛やめまいの改善を目的に来院されましたが、三叉神経痛後の不調のこともお聞きして改善に取り組むことに。
三叉神経痛の改善経過

7つの体質分析の結果をもとに、首や肝臓の調整を行ないました。
5回目ぐらいから肩こり・頭痛の改善が見られました。めまいも頻度が減ったとのこと。
このあたりから三叉神経のケアも始めます。肩こりや頭痛、めまいの施術と共通する部分もあったので、専門的な施術を追加します。
8回目で顔の違和感はほぼ消失、痛みもほぼ気にならなくなったそうです。
三叉神経とは?

三叉神経とは脳神経の5番(脳幹から起こる末梢神経)で、名前の通り眼神経・上顎神経・下顎神経の三本に神経の枝が別れます。
①眼神経:前額部、眼球、鼻尖部の感覚
②上顎神経:頬や上口唇、上顎の歯茎などの感覚
③下顎神経:下顎や下口唇、下顎の歯茎、舌の前3分の2の感覚、咀嚼筋の運動
頭蓋骨や顔の骨、顎関節の歪みなどとの関係が深いため、そのあたりの調整が必要です。

また、脳幹部にある神経核へのアプローチとして、眼球動作を使ったトレーニングや平衡感覚のトレーニングなども行いました。
改善のお手伝いができてよかったです。
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